サイドウェイ

2005年9月27日 映画
今年アカデミー賞最優秀脚色賞を受賞。’サイドウェイ’とは’人生の寄り道’を意味してるそうです。

内容は小説家志望の中年の国語教師マイルスと親友ジャックの結婚前のバチェラ旅行の1週間をつづったもの。

ダメ男ものが好きなんで、’ダメ男’のマイルスに感情移入して見てしまいました。離婚して、元嫁は再婚、出版社に送った小説がボツに・・・そりゃ落ち込むよ。

そんな塞込みがちなマイルスもワインのことになると、饒舌に。自分の好きなことを語りたい気持ちがよーくわかる。でももうちょっとで’いけそう’な雰囲気の女性の前でワインを語ったいかんでしょう。

で、その女性が人生をワインに例えていくシーンがあってその時々で味を変わっていくし、熟成を重ねてよくなる味もあると。いい例えだなと印象に残った。’寄り道’したっていいじゃん、好きなこと(映画では小説を書くこと)をしていけば、’熟成’するかもと。うーん、濃厚なワインのように深い意味だなーと。

この映画のもう一つの魅力としてワイン。劇中でもお宝ものの数々のワインの品種が出て、見てるだけでちょっと詳しくなったつもりになる。ワイン好きが語りたくのもわかる気がします。

以上
仕事帰りに京都みなみ会館で’リンダリンダリンダ’を見てきました。

http://www.linda3.com/

私が毎号買っている’Lマガ’の映画星取表をやっている山下敦弘監督作品で主演に韓国女優・ペ・ドゥナとそれだけで見に行きました。

内容は急遽女子バンドのボーカルを韓国人留学生がを起用。学園祭までの3日間を丹念に描いたもの。私は正直学園祭とかにまったく頑張った記憶もないんで、学園祭にかける’熱さ’ってのはわかるけど、実感はなかった。でもこうゆう熱いのは好きです。そういやこの時期ってそういやこんな感じだったなーとな感じが全体に描かれていて、リアリティを感じる映画でした。

後バンドで演奏する曲がブルーハーツで、ペ・ドゥナが日本語で歌っているのが印象的でした。ブルーハーツが改めてええ曲なーってことを実感しました。早速CD借りに行きました。

あー、カラオケ行って歌いたーい。
♪終わらない歌を歌おう〜♪って・・・映画に影響されすぎ!

以上
 やっと見ました’今会い’こと’いま、会いにゆきます ’。周囲がいいと言うし、絶対泣くとかいうんで・・・。でもファンタジーやし、私には中村獅童と竹内結子の’劇中’と’現実’が絡み合った映画としか思ってないんで、斜に構えて見ました。

 感想からいうと清らかな映画、映像からしてそんな感じを受けました。泣きはしませんけど、同年代で子供がいる人は号泣したっていってたけど、その気持ちはわかる気がした。劇中に悪い人はまったく出てこないし、いい人ばかりで、起伏もなく、淡々と2人のいい純愛話を描いている。疲れてときに見れてほっこりできました。

 とはいえ、どこらへんから2人は’劇中の関係’から’現実の関係’になっていくのかと考えてたら最初のキスシーンかなと勝手に想像してます。役かもしれんけど中村獅童の顔つきが変わったように感じたからです。夫婦での会話のシーンがあると現実にこんな会話を交わしているんじゃないかと思って見てるこっちがちょっと恥ずかしくなりました。まー、こんな穿った視線で見てたらダメですよね。

 後はオレンジレンジはええ曲書きますね。映画版’電車男’といいこの映画と、映画の内容にピッタリの曲です。そのセンスは見事。

以上
 スターウォーズ・エピソード3の先行オールナイトを見に行きました。

http://www.foxjapan.com/movies/episode3/

 すべてのシリーズは見てますが、それほどスターウォーズに思い入れもなく、エピソード1、2の出来からしてまったく期待してませんでした。まー、最後だからというのと、最近オープンしたTOHOシネマズ二条がどんなものかという方に興味があったぐらいで。

 感想はというとものの見事に期待を裏切ってくれました。面白かった。シリーズの中でも一番かも。今回はジェダイのアナキンがなぜダースベイダーになっていくかの過程がストーリーの軸だったけど、’あーなるほど’と思わせる展開。嫉妬心、疑心暗鬼になればジェダイといえども心の隙をつかれますね。

 ラストはエピソード4に繋がっていく感じもグッド。何かスッキリとした気分で劇場を後にできました。

 劇場のTOHOシネマズ二条の方は特に目新しいこともなくフツーのシネコンでした。見やすく映画は見れました。それと子供が多かった。でも終ったことにはなぜが皆寝てましたけど・・・ちょっと難しかったかな?ちょっとぐらいはスターウォーズ知識をいれとかないと楽しめないかなとは思いました。

以上



 

コラテラル

2005年6月29日 映画
 会社の同僚がいいというので見ました、コラテラル。トム・クルーズが悪役というの話題に。トム・クルーズというと正統派の’正義のヒーロー’というイメージがあって、どうかなという気持ちが正直あった。

 見た感想は悪役やっても成りきれてない。確かにビジネスライクで人を殺す役だけど、何となく’クール’に見えてカッコいいヒーローに感じる。悪役ってのは見てるこっちが’あー、嫌なヤツ’と思わせるぐらいじゃないと。例えばゲイリー・オールドマンぐらい印象がないと。やっぱ正義のヒーローじゃないとダメなのかな。どっちかというとジェーミー・フォックスの演技の方が印象に残った。

 そうゆう意味では本日公開の’宇宙戦争’。
 http://www.uchu-sensou.jp/top.html

 スピルバーグとのコンビは’マイノリティー・リポート’以来だけど、私はイマイチだったので・・・今回はどうなんでしょう?

以上

電車男

2005年6月16日 映画
’電車男’を見てきました。

http://www.nifty.com/denshaotoko/

 ’電車男’が話題となっていたときに本屋で手に取ってみたけど、’2チャン’そのままの文体だったので、読みにくい。目が痛くなるので、読むのを断念しました。そしたら映画化、それも’エルメス’が中谷美紀ならば見に行くかとなって足を運びました。

 
 内容は思ったとおりで、ラストはよかったよかったという展開。シンプルなストーリーで私も’電車男’のような人なんで、感情移入して見れました。後は’電車男’を励ます一人の木村多江が気になった。

 ラストはTV版とコラボしている面もあり’おっ’と思わせた。TV版は’チビノリダー’伊藤淳史&伊藤美咲だそうです。

以上

 
 

Ray

2005年6月14日 映画
 故・R・チャールズの半生を描いた映画。もうレンタルできるんですね。この作品で今年のアカデミー主演男優賞を受賞したJ・フォックス。J・フォックスは本当にR・チャールズの生き写しと思うぐらいそっくり。

 R・チャールズについては有名な曲は知っていてもどんな人生を歩んできたのかは知らなかった。一種の成功物語かと思っていたら、人間の心の弱い部分から’クスリ’に手を出してしまう。そんな部分もさらけ出した映画。人としての’R・チャールズ’を描いた映画だと思いました。人間は一人で立たないとダメなんですね。

以上

マシニスト

2005年4月19日 映画
 先日’マシニスト’を見ました。

http://www.365sleepless.com/

 結構期待して映画館に足を運びました。話題となっていたのが主演クリスチャン・ベイルがこの映画のために約30キロの減量。その役が1年間眠っていない男で見事なまでもガリガリの体。はっきりいって怖い。あえていえばフツーの状態のクリスチャン・ベイルを先に見せてくれてたら、減量した体にを見せたらもっとリアルな感じがしたのになーと。

 現実社会で身の回りで不幸な出来事が起きて、誰もが信じられなっていく。周囲には’クレイジー’扱いされるも本人はなぜそんな扱いを受けているのかがわからない。疲れているのに眠れない、食べられない。そのわけをじっくりと解き明かしていくストリーです。

 最後にはなぜ眠れないの謎解きがあって、’なるほど!’と納得のラスト。悩みは早くに打ち明けた方がいいですよ、それは眠れなくなるから。

以上

SAW

2005年4月5日 映画
 昨年単館系で公開されて評判がよかった映画。やっと見ました。
 http://www.sawmovie.jp/

 ラストまで緊張感があって、一気に時間が流れた感じ。ラストは完全に騙された。最後の謎解きがあってこれで終わりかと思ったら、それをひっくり返すどんでん返しがあるとは・・・おそれいりました。

 監禁された2人。何の関係もないと思われたが・・・回想シーンから’なぜ監禁されたのか?’、’犯人の実像’の伏線が多くて見てる最中に’こいつが犯人では?’思う候補が私はころころ変わってみたので、本当に’いいお客さん’です。エンドロールを見ながら、心地よく騙された気持ちをかみ締めました。

 猟奇殺人ものっては秀作が多い、この’SAW’もその一つ。見て損はないと思います。

下妻物語

2005年3月14日 映画
 やっと見ました、’下妻物語’

http://www.shimotsuma-movie.jp/index_main.html

映画のCMから気になってたけど、公開時に見逃し、リバイバル公開されていたのも都合で行けず、レンタルもいつも貸し出し中。それなら、’DVD買えよ’と言われそうだけど、そこまでは・・・という感じで、やっとのことで本日借りて見ました。

 評判通りに面白かった。何も考えずに見られて、見終わった後もすっきりした気持ちになれる。こうゆう作品好きなんです。女の友情物語でベタな展開なんやけど、特にラストで深田恭子が’未知やすえ’になるとこは最高。本家同様に最後に’オチ’はつけてほしかった。そばによって来て土屋アンナに一言言ってほしかった。これ言ってくれたらもっと笑ったと思う。

 
 この映画の面白さを考えたら、登場人物の各キャラがキャスティングとピッタリ。ロリータファッションの好きの女の子に深田恭子、レディース役の土屋アンナはもちろんのこと、父親役の雨上がり・宮迫ほか、脇役までハズレはなかった。

 最後のエンドロールを見てていろんな人が出ていた。でも木村祐一ってどこに出てるん?大人数のテロップ中にスピードワゴンの2人の名も発見したけど、どこ?代官山シーンのエキストラ役?わからへん、あー気になるー。

以上

オランダの光

2005年3月2日 映画
 京都シネマで’オランダの光’を見てきました。

 http://www.cetera.co.jp/library/holland.html

 普段はこんなアート的な映画は見ないのですが、映画館での番宣を見て’映像が綺麗’、’オランダ行ってみたい’という要素が加わって見に行きました。

 内容は’オランダの光’と呼ばれる独特の陰影の正体は一体何なのか?どうようにしてそのような光が生まれるのか?光を追い求めるドキュメントです。

 感想は地味で淡々とした感じで正直疲れました。普段見ている娯楽映画とは違って時間がゆっくりに感じました。時間は1時間半ほどなのに体感的にはそれ以上に感じました。

 内容よりはその映像美には目を見張りました。まるで’絵’を見ているようで’動く美術館’ってとこでしょうか。1年間ずっと同じ位置で映像を取っているなんかは’いい仕事’してるなと感心しました。そんな映像を見ていたので、内容はすっかり忘れてしました。結論もはっきり出てなかったような気がしたし、それだけ映像が綺麗だったてことでしょう。

以上
 WOWOWでやっていたのを見ました。評判は良かったと聞いていたので一度見たかった作品。

 前によく流行った’多重人格’もの。嵐の見舞われて避難したモーテルに閉じ込められた11人の男女。一人一人が殺されていって、それも意味深にも部屋番号の順に。10、9、8・・・の順に。

 誰が犯人かを捜して見てこいつだろうなと思っては騙され、オープニングのシーンから’多重人格者’とこの事件との関係は?とかいろいろ伏線に注意しながら見ていても、やっとすっきりしたと思ったら、最後にまたどんでん返しがあってまんまと騙されました。本当によく出来たストーリー。ジョン・キューザックを始め芸達者が揃っていて見ごたえあり。よくあり’多重人格もの’とは一味違う、いやー面白かった。

以上

北の零年を見て

2005年2月2日 映画
北の零年の感想。

http://www.kitano-zeronen.jp/

 ’セカチュー’後の行定勲監督の初作品でもあり、’ラストサムライ’の渡辺謙と吉永小百合が出演とあれば期待してしまいます。

 話は明治初期に藩の事情で蝦夷(現北海道)に移動させられて、新たに自分達の国を作ろうと意気込む姿から始まる。が時代の流れで展開が変わっていって、さてどうするかという姿を描いていく。

 時間は2時間半を越えるのに全然長さは感じなかった。それは悪役である香川照之ともう一人がいい演技をしていたからと思っています。悪役がいいと映画は締まるっていいますから。香川照之が人間の弱さ、欲をうまく利用していく役が見てて本当に憎らしい。ボクシングの解説同様にいい役者さんです。もう一人も本当にむかついた。いい人そうに見えただけにその分って奴です。

 その対称にいるのが吉永小百合。そりゃ、こっちに頑張って欲しいと肩入れして見てしまいますよ。それと実際の年齢(今年還暦)を知ってびっくりしました、見えない。もっと若いと思っていたというか年齢不詳な感じですから。いや体張った演技してますよ。この2人を対象的に見るだけで楽しめます。

 渡辺謙は?というと、皆を救うために途中離れるのですが・・・、見ていて’それでもラストサムライか!’といいたくなりました。人間って自分が弱いときに手助けされると’コロっと’行ってしまうもんかと映画が描きたいメッセージとはかけ離れたものを感じてしまいました。

以上
 昼間にテニスをしてから、ツタヤで借りて見ました。

 http://www.lit-movie.com/

 正直よくわからんかった。日常を見せられても・・・特に盛り上がる箇所もなく、私には合いませんでした。スカーレット・ヨハンソンは良かった、それだけかな。

 それしても東京というか日本を客観的に見せられると、何か変な国だなと思いました。騒々しい街の音とか、私には好きになれません。映画でTVを見るシーンがあるけど、チャンネルをザッピングするも見たい番組がない、すごくリアルな感じがした。私自身も見る番組も固定されていて、確実に見る時間は減っている。その分他のことをやってる時間になっていると思うけど、TVが面白くなくなっているのは実感してます。

以上

パッチギ!

2005年1月27日 映画
 パッチギ!を見てきました。
 
 http://www.pacchigi.com/

 パッチギとは’頭突き’という意味。それぐらいの勢いはある映画。とにかくリアルに徹した演出で、熱さを感じさせてくれます。在日朝鮮人のこともふれていて、しっかりとメッセージは伝わりました。特に葬式シーンは印象的。

 冒頭のバスのシーンとか、ラストの喧嘩のシーンとかはその場にいるような感じがするほど迫力満点。大金かけてのCGの映像も凄いけど、全然負けてない。リアルにこだわる井筒監督の良さが十分発揮されてます。

 京都が舞台とあって、ロケ地とか全部どこらへんかもわかってそれもちょっと楽しめた。それでもコンビニとかの場所がわかってるか、ちょっと見えたりして’その時代のコンビニはないやろ’と一人で心の中でツッコミ入れたりと、人と違う楽しみもありました。

 また関西人なんで出演者の関西弁も気になるけど、ケンコバとか関西人は出てるし(しかし高校生役とは・・・)違和感はなかったです。そこらへんは井筒監督はしっかりしてます。でもオダギリ・ジョーの関西弁は何か違和感あるわ。役どころも自由人なんやけど、’フリー’に演技してるようでした。その分いいアクセントになってたけど、ラストの絵を描いているシーンは笑ってしまいました。

以上
 フェルメールの代表作’真珠の耳飾りの少女’を題材にした映画です。レンブラントやフェルメールの絵が好きな私は公開時から気になっていた作品。ビデオでやっと見れました。

 http://www.gaga.ne.jp/pearl/top.html

 映画的には淡々とした感じの映画でした。映像も1600年代を感じさせる、淡い感じでした。面白いというよりは心落ち着く作品です。たまにはこんな映画を見るのもいいでしょう。

 絵のモデルとなる使用人を演じたスカーレット・ヨハンソンが’真珠の耳飾りの少女’と似ている!だから選ばれたと思うけど・・・特にブルーの布を頭に巻いて引きの映像のシーンは実際の絵のようでした。ラストはホンモノの作品の引きの映像でそれと遜色がなかったです。

 実際数年前にこの’真珠の耳飾りの少女’は日本に来たのですが、私は見てないです。昨年の夏にも神戸にフェルメールの作品が来ていたので、見にいったのですが、他の絵を全然違う気がした。’オーラ’が出ているといった感じで、見た瞬間に絵に引き込まれるました。実際オランダに行って見たい気持ちになっています。

以上

 

約三十の嘘

2005年1月10日 映画
 世間の3連休でしたが、そんなとは無縁で3日間とも休日出勤でした。はぁーあ、今週も忙しそうです。今日はなぜか早く終わったので、’約三十の嘘’を京都みなみ会館で見てきました。

 http://www.30uso.com/

 
 出演者も好きな中谷美紀が出てるし、椎名桔平、妻夫木聡、田辺誠一、八嶋智人と芸達者揃い、会話のテンポ、掛け合いが絶妙。音楽のCKBも映画にマッチしてました。

  
 ストーリーは6人の詐欺師が大儲けした大金が列車の中で消えた。誰が犯人なのか?詐欺師同士なので、何が本当で、何が嘘なのか?疑心難儀になりお互いを探り合いが面白かった。見てる方も誰が犯人なのかを考えるので、映画との一体感が感じられます。

 

 詐欺師で大金を手にしても、お金で買えないものもあるんですね。

以上

 
 ’スーパーサイズ・ミー’を京都シネマに見に行きました。
 
 http://www.supersizeme.jp/

 12月に出来たばかりの京都シネマ。綺麗ですね、やっぱり。100人程度のこじんまりとした映画館でいい空間でした。興行面より秀作が見られる映画館になりそうです。

 そこで見た’スーパーサイズ・ミー’。監督モーガン・スパーロックが30日間朝、昼、晩3食ファーストフード(M社の製品です)を食べたら人間はどうなるという、ナイトスクープ的なネタをドキュメンタリータッチで追う映画。

 見た感想は・・・エンタテーメントに徹していると思っていたら結構マジメな映画。結構インタビューが多い。素材が面白そうだっただけに、オチがうーん、それで終わりって感じで、ちょっと物足りなかった。

 映画の中でアメリカがこんなに肥満な人が多いんだとかわかります。アメリカで肥満率が一番高い都市はデトロイトとかわかります。確かにアメリカに行った時に、大きい人は多くいたけど、社会問題までになってるとは。それにファーストフード好きだし、オマケにサイズがデカイ。あっちで食べた時にそれは感じました。

 

 監督の体は・・・そんだけ食べたら、そりゃ、悪くなります。医者からお墨付きをもらった健康な体がここまで悪くなるかというぐらい、ビックリしますよ。健康診断とか見るとそこまでやらんでいいのにと思います。今では実験前に戻ったそうで、よく戻ったなと思いました。欲を言えば初日の軽快な食べっぷりと日を追うごとに食べるのが辛くなっていく様子をもって映像に取り入れたら、良かったのにと思いました。

 こんな映画を見た後なのに、無償に食べたくなってMの店に行きました。バリューセットを食べましたが、結構キツかった。食べる時にポテトの油の匂いがして、それだけで胃が重くなりました。よくこれを30日間食べたなと体を張った映画、見てほしいです。

以上

オールド・ボーイ

2004年11月29日 映画
オールドボーイ見てきました。

http://www.oldboy-movie.jp/

 今年のカンヌのグランプリ受賞作品。韓国映画の勢いは日本だけでなく、世界で認められたことを証明した作品。原作は日本の漫画が原作で、韓国で映画化。共に母国の得意分野がうまく融合した形となりました。


 感想は・・・面白いかったんだけど、内容は決して明るくはないんで、見た後は何ともいえない気分になります。救いがないです。


 内容のキモとなる部分(何で監禁されたのか、監禁されていた男と女の関係など)がはっきりわかった時は結構驚きはありました。よく出来た脚本だと思います。

 この映画で学んだこと’口はわざわいのもと’。私もあまりいらんことは言わんとこ。

以上
 やっと見れました。京都では明日までのレイトショー1回だけで、見れなかったら、神戸まで行かないといけなかったので、仕事が早くキリがついてよかった。

 23歳のチェ・ゲバラの南米横断旅行が映画のストーリー。この旅がターニングポイントとなって自分の進む道を見つけた姿が描かれてました。南米の海、空のブルー色が綺麗。映像でモノクロになるショットもいい感じだし、旅の初めと終わりでは2人の顔つきが全然違っているのも印象的でした。

 ラストにチェ・ゲバラと共に旅をしたアルベルト氏が今もご健在で顔のアップの姿が出ました。顔に刻まれたしわがなんともいえないいい味を出してました。次のシーンでは実際の2人の写真が流れて、この映画の重さを増した気がしました。

 思ったのがやっぱ旅っていいですね、こうも駆り立てる旅っては魅力は何なんでしょう?私の場合は’現実逃避’が目的ですかが、今後も人と触れ合えるようないい旅をしたいです。しかし南米は行きたいけど片道は約24時間・・・遠すぎる。

以上

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