専務との昼食会

　昼休みにどこに食べにいくかを考えていたら、内線が鳴って’食事の準備ができました’と。何なんですか？

　まったく意味がわからんかって、指定された場所に行くと本日は専務と昼を食べると決まっていたそうです。ウソー、全然聞いてないし。その専務もグループ会社の人で、私とは別会社。私の他に呼ばれたメンバーは専務と同会社の人やから、顔も知っていると思うけど、私は顔も名前も知らん。そんな状態で昼食会はスタート。

　
　専務は柔らかそうな人だったので、ちょっと安心。同じ会社の人間があんまり何も話さないので、しょうがないから私から’CMっていくらかかってるんですか？’とかしょうもない質問して、その場の雰囲気作りに専念しました。もう、何で別会社の人間がこんだけ気をつかわなあかんの。でも私は辛い雰囲気で時間が過ぎるのが嫌なんで、自分で状況を打破しようと思ってしまうんです。そのためには’ピエロ’にならなあかんなと。

　
　’どうせ命を取られるわけではないんだから’。この言葉、古田選手会長が迷った時とかにこの言葉を思いだすそうです。だから思い切ったことが出来ると雑誌で読みました。何かそんな気持ちですね、どうせ恥かしいことも一瞬なんだからと、それよりこの雰囲気をどうやったら変えられるのか、そん場ではそんなことしか考えてないです。

　専務と昼食会は貴重な経験でした。まーいいたいことは言えたかな。それがどんだけ実現できるのか、それは今後の私の仕事次第ですね。

以上