イタリア 1−1 スウェーデン

 トッティが3試合のサスペンション。誰が代わりにと思ってい

たらローマでトッティの後継者とされるカッサーノでした。この

起用がずばり的中。よくボールに絡んで攻撃のリズムを作ってい

た。右サイドのパヌッチとのコンビは効果的でした。先制点も右

サイドのパヌッチからのクロスをカッサーノがゴール。序盤から

攻撃を仕掛けていて、前半で試合を決定ずける勢い。しかし、追

加点が取れない。ヴィエリはゴールに嫌われている一日でした。

 後半は攻め疲れのイタリアにスウェーデンが反撃。右サイドの

ヨンソンが決定機を2度外し嫌な感じになる。守りを固めるイタ

リア、攻めるスウェーデンの終盤は盛り上がりました。そして8

5分に左コーナキックの混戦をイブラヒモビッチがゴールを背に

して右足カカトで浮かしたシュートが右隅に決まって同点。今の

ところ今大会のベストゴールと思うほど、美しい弧を描いてゴー

ルネットを揺らしました。

 結局イタリアは逃げ切ろうとして守備的にしましたが、最後で

追いつかれました。4年前決勝と変わりません。このスタイルを

変えろといってもこの国の気質、大量得点を取って勝つより、1

−0で勝つ、相手を0点に抑えることが美学の国では無理です。

最終戦は他力本願ながらブルガリア戦に勝つこと、それも大量得

点でが予選突破条件。本日好調だったカッサーノを軸に組み立て

れば、不可能ではない。それだけのタレントが揃っているのだか

ら・・・。それにしてもアレックスは大舞台ではシュートを外し

過ぎです。

以上

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