リバプール 2−1 ユベントス

 ’ヘイゼルの悲劇’(*1)以来の対戦。試合前には’友情’をキーワードとしたセレモニーが行われ、改めて20年前の悲劇を繰り返さない気持ちになりました。今日の"You’ll never walk alone"はいつもは違う感じに聞こえました。

 試合は前半はホームのリバプールペース。ヒーピア、ルイス・ガルシアのボレーシュートが立て続けに決まって、2−0。2点とも左足のビューティフルゴールでした。大量点を取ってもおかしくない雰囲気、というよりユベントスがチームとしての機能がなくて、何にもできていなかった。

 後半になってようやく立ち直ったユーベがカンナバーロのヘッドで貴重なアウェイゴールを奪うことに。その後はユーベが押し気味に試合を進めるもタイムアップ。リバプールは勝ったものの、ユーベにアウェイゴールを奪われたことでイーブンな気持ちでトリノに向かうことになりそうです。

*1“ヘイゼルの悲劇”
 1985年5月29日、ベルギーのヘイゼル・スタジアムで1984-85シーズンのチャンピオンズカップ決勝が行われ、ユヴェントスがプラティニのPKによって1-0でリヴァプールを下した。しかし、リヴァプールサポーターが暴徒化し、39人の死者が出る悲劇となり、UEFAは以後6年間、イングランドのクラブの国際試合への出場を禁じた。スタジアムはその後、ボウデヴィン・スタジアムとして建て直された。

以上

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