モナコ 2−0 デポルティーボ

 チャンピオンズリーグ第2節。マドリーVSローマのビッククラブ同士の試合もあるも、選んで見たのはこの試合。なぜか?昨年のグループリーグでも対戦があり、モナコが’8−3’というフットボールの試合らしからぬスコアーの試合だったので、今年もそんな試合になるかもという期待を持ったからです。こんな試合をした両チームはモナコは準優勝、大敗をしてリーグ戦敗退でもおかしくないデポルティーボはベスト4に進出と実力はあります。

 試合早々からモナコが5分、10分に2点を先制。これは昨年の再現となるかと期待しましたが、何とかデポルティーボが持ちこたえて前半は2−0。目立っていたのはモナコのFWアデバヨル。空中戦でことごとく競り勝ち、前線でのタメをつくり、カロン、サビオラのゴールのアシストも冷静でした。サイズが大きいだけでなく、DFラインの裏への動きのスピードはあるし、アシストで見せたやわらかいパスとまだこんな選手がいるんだと嬉しい発見でした。

 後半はデポルティーボはルケ、ムニティスが投入され、左サイドから攻撃は活性化されるも、あと一押しが足りない。モナコは追加点を奪えないものの、カウンターでサビオラがたびたびチャンスを作った。アデバヨルに変わって入ったチェバントンとのコンビはスピード感があって、いいコンビです。試合は2−0でモナコの勝利。前半早々の勢いからすると派手な撃ち合いとなると思ったが、デポルティーボが元気ないですね。

 モナコは昨年準優勝した代償で中心選手のモリエンテス、ジュリが移籍。その移籍金等でサビオラ、チャバントン、カロンなど選手を補強。多国籍軍ながらデシャン監督のやりたいことは浸透してように感じました。個人的には今フランスリーグのチームに注目しています。日本ではなかなか紹介されてませんが、いい選手がゴロゴロいるという印象です。幅広く見ていきたいと思っています。

 反対でデポルティーボは目立った補強もせず何シーズンも戦ってきたので、ややマンネリした感じは否めません。昨年ベスト4に入った放送権等のお金も戦力補強には使わず、クラブ施設などのクラブ事業に使っていると何かの記事で読みました。健全経営ができるのも補強せずとも安定しているからと思いますが、ここは何か手を打たないとまずい気がします。冬のマーケットでは動きがあるかもしれません。


 それにしてもまた台風上陸ですか。ここ大阪はさっきまでは激しい雨風でしたが、今はだいぶマシで静かになりました。被害が大きくならないことは祈るだけです。

以上

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